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まず最初にわかりにくい表現の「健康食品」・医薬品をまとめてみました。
A)医薬品（医薬部外品を含む）
B)保健機能食品
- 栄養機能食品（規格基準型）
- 特定保健用食品（個別評価型）
C)一般食品（健康食品、栄養補助食品、栄養調整食品、栄養強化食品、健康飲料、サプリメントを含む）
トクホ（特定保健用食品）とは上記の分類の一つにすぎませんが、個別に国の許可（承認）を受けた上で、特定の目的で健康の保持・増進に役立つ旨を表示することができる食品のことです。
＜特定保健用食品の許可のポイント＞
・ ヒトでの有益な効果が明らかにされていること
・ 安全性に問題が認められないこと
（動物を用いた毒性試験、過剰摂取した場合の影響の確認等）
・ 過剰な塩分等、栄養学的にも問題となるようなものでないこと
・ 食品が消費されるまでの間、製品規格への適合性が確保されていること
・ 製品・原料の規格、製造方法、試験検査等の品質管理の方法が定められていること。 等果たしてホントにちゃんとした治験がなされているのだろうか？ 何故なら、大学生などのアルバイトは健康人なので効用や効果判定が絶対にできません。ですから
健康人でなくて、かといって病人でもなくて、ちょっとだけ病的な人（誰が判定するの？）を、どのように集めるのか。果たして病人ボランティアではないのか？
病人ボランティアにお金をいくら払って危険なモルモットにさせるのか？健康人ではないのでもし不幸にして健康被害が起こってしまったら誰が責任を取るのか？お医者さんも少しは関与しているのかもしれませんが、このあたりはブラックというか灰色ですね。
以上のように素人の私にだって疑問が絶えません。どう考えてもいい加減にならざるをえないだろうし、担当者（担当会社）の責任は大きいと言わざるを得ません。どうせ薬品会社や食品会社の上層部には、こんな対応のできるような優秀な、度胸のある人は皆無だと断言できるので・・・・実際には、アウトローな、いかがわしい、悪徳治験会社が存在するのでしょう。
モルモットになられた病人ボランティアの方が健康被害に遭わないことを祈るのみです。もし、被害を受けられたら、ボロもうけしているはずのこれらの悪徳健康食品会社から、十分な補償を受けられるような契約を事前に取り付けておきましょう。
トクホと良く似たものに、栄養機能食品というものがありますが、栄養補助食品とどこが違うの？健康食品とどこが違うの？・・・・・一般人には確かにわかりにくいですね。問題となるのはアメリカのFDAと違って、厚生労働省と農水省が勝手に許可したサプリメントがあるということ。確か厚生労働省のいうサプリメントの定義は「栄養成分を補給し、または特別の保健の用途に資するものとして販売の用に供する食品のうち、錠剤、カプセル等通常の食品の携帯でないもの」となっています。
皆さんに一つ質問です。食品は飲みますか？食べますか？最近の違法チラシを見る限り、「この○○を飲めば必ずや○○が良くなります」と謳っています。食品ならば飲まないで食べましょう。内容は薬事法違反と思われるものがありますが、当局の取り締まりもいい加減だし、人を家畜並みにしか考えない農水省の方針でしょうか。やっぱりおかしいですね。
間違いのない話をしますと、特定だろうが特殊機能だろうが、サプリメントだろうが食品は食品です。有効性、安全性からいっても医薬品には敵いません。食品が宣伝文句で法律違反ぎりぎりの発言するのも、医薬品に負けを認めている他ありません。このあたりの知識を十分に理解されて、食品を食べてください。
このページ作者に発言をお許しいただけるなら、健康食品とは健康な人が食べる食品。不健康な人は医薬品と併用されていることが多いので原則禁止。有効性はともかく安全性の点で不健康な人がこれらの食品を摂取すれば副作用や弊害がが出るかもしれないのです。このような理由から医薬品との併用摂取は止めるべきです。
病気の人は有効性・安全性の確認された医薬品を飲みましょう。例えサプリメントだとしても安全性は全く違います。
医療とは全く違うもの、民間療法の危険性はこちら。
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